てんせいじんごっこ.blog

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UbuntuでGimpにPython-Fuを導入する方法

python-fu execute command

 Ubuntuの場合、Script-Fuの.scmファイルは簡単にインストール出来るが、Python-Fuの.pyファイルには実行権を与えなければGimpが読み込まない。その方法を日本語で紹介しているサイトが全く無いので、.pyファイルのインストール方法とコマンドを説明します。環境は、Ubuntu13.04 と Gimp2.8.10 です。

1. .pyファイルのダウンロード

 .zipなどの圧縮ファイルをダウンロードした場合は、解凍した中にある.pyファイルをそのまま使います。
 .py.txtファイルは、.txtを外して.pyにリネームして下さい。

2. .pyファイルのディレクトリ

gimp config window

 ダウンロードした.pyファイルをGimpのフォルダに収めます。フォルダの場所はGimpのメニューから/編集/設定/フォルダー/プラグイン で確認出来ます。/usr/lib/gimp/2.0/plug-ins にはroot権限でしか操作出来ないので、/home/xxxxx/.gimp-2.8/plug-ins に.pyファイルを入れます。Nautilusファイルブラウザで隠しファイルを表示していない場合は、メニューから /ファイル/設定/表示/隠しファイルとバックアップファイルを表示する にチェックマークを入れて下さい。

3. 実行権のコマンド

 .pyファイルをplug-insのフォルダに入れたら、端末から実行権を与えるコマンドを打ちます。

chmod +x ~/.gimp-2.8/plug-ins/xxxxx.py

 端末からなんの返事も無ければOKです。「そのようなファイルやディレクトリはありません」とか返って来たら、ファイルネームとか入れ間違えてないか確認しましょう。Gimpを既に起動している場合は、再起動して下さい。念のために書いておきますけど、「xxxxx」は、あなたがログインしている名前とファイルネームですからね。

 それにしても、なぜこのような基礎的情報がGimpのマニュアルとかUbuntuフォーラムに無いのだろうか。日本語のサイトを色々検索しても、プログラムやってる人がゴチャゴチャ書いた挙句結論に至ってないままだったり、掲示板には横柄な態度で適当なこと言ってる人ばかりだったり。結局は英語のサイトからコマンド探して来て「なーんだそーか」ってことになる。そんな訳で、この情報が役に立ったと思った人は、自分のブログとかFacebookにこのページのタイトルとURLを貼って教えてあげて下さい。

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Gimpで肌をきれいに修正 Wavelet Decomposeのチュートリアル

 Gimp用スキンレタッチスクリプト Wavelet Decompose の詳細とダウンロードは こちら
tutorial-wavelet-decompose-title-image.jpg

Script-Fu: Wavelet Decompose window 前のページでダウンロードしたスクリプトとブラシを使って、肌の質感を損なわずにシミやソバカスを消して行きます。ホクロや際立って目立つシミなどを完全に消し去りたい場合は、事前に修復ブラシなどで軽く処理をしておいた方が作業は楽です。

 編集する画像を読み込んで準備が整ったら、メニューの「画像」からWavelet Decomposeを呼び出します。基本的にはデフォルトの設定で十分ですが、コピーで作業する必要が無ければ、Work on copyのチェックマークを外しておきます。

 デフォルトの設定で新しく出されたレイヤーはオリジナルを含めた合計8枚。トーンマップみたいなグレーのレイヤーScale1~Scale6には、1・ 2・4・8・16・32ピクセルの画像情報が分散されています。1~4ピクセルのレイヤーには髪の毛や肌のキメ細かい部分が表現されていて、8~32ピクセルのレイヤーにはホクロやシミ、肌の荒れた部分などが刻まれています。


 例えば下の画像のように、Scale1~3を表示させた場合では目立たないソバカスが、Scale4~6には浮き出ています。つまり、シミやソバカスを消すためには、主にScale4~6に修正を加えて行けば良い訳です。下の画像でResidualを表示した時の違いも確認してみて下さい。

wavelet difference example

 それでは、実際の作業に移りましょう。先ずはソバカスが一番激しく現れているScale4のレイヤーに手を加えます。このレイヤーには肌の階調を表現する情報が殆ど無いので、ブラシの設定を不透明度100のファジーサークルにして塗り潰しても大丈夫です。Scale4のレイヤーからスポイトで平均的な部分の色を拾って、ストロークが自由なブラシツールでガンガン塗って行きます。ただし、目・鼻・唇などコントラストがハッキリしている周辺は、スタンプツールなどで丁寧に作業した方が不自然になりません。そんな時は、濃い目のスキンブラシが役に立ちます。

scale4 fuzzy circle drawing

 シャドウやハイライトが出ている鼻頭や目の周りなどの場所では、その階調が失われないよう注意して下さい。Scale4のレイヤーだけでは分かり難い時などは、オリジナルのレイヤーを表示させてディテールを確認しましょう。また、Scale1~3のレイヤーを表示させながら塗り潰して行くと、リアルタイムに結果を確かめられます。この時気を付けて欲しいのは、誤って違うレイヤーを選択して塗り潰さないことです。

scale4 fuzzy area tec

 頬の辺りからノイズのようなソバカスをマットに塗り潰して行くうち、このように生え際がハッキリしない場所で悩むと思います。こんな時は、Scale4のレイヤーを選択したままResidualとScale1~3を表示させてブラシを掛ければ、境界線を確認しやすくなります。

scale 5-6 face line

 Scale4のレイヤーを塗り終わったら、Scale5とScale6にも同じような修正を施します。ただし、この2枚のレイヤーにはScale4に無かった立体感を表す部分や色情報が含まれています。特に、顔の輪郭に出ている白っぽいラインの周辺は丁寧に処理して下さい。ここを間違って塗り潰したり、スポイトで拾った色や修復ブラシの選択範囲が不適切だと、後で面倒なことになります。例えば、Scale6のレイヤーには手を加えず、肌がくすんで見える部分だけを後から修正するというのも良い方法です。また、Scale5のレイヤーにも修正を入れず、化粧の下から薄っすらとソバカスが見えているように仕立てるのも、自然な感じに仕上げる手段です。


 後は、おでこの辺りがカサカサした感じだったので、Scale3のレイヤーにスキンブラシで薄っすらと修正を入れて出来上がり。マウスオーバーしても、微妙な違いしか確認出来ないが、こういった繊細な修正を施せるのもWavelet Decomposeの強みだ。最後に今回修正した画像を掲げておいたので、参考にして下さい。

Gimpのプラグイン機能 Wavelet Decompose で美肌修正

Gimpのスクリプトでニキビ・吹き出物・シミ・ソバカス・しわ・ほうれい線などをきれいに消す方法
how-to-use-wavelet-decompose-title.jpg

 ポートレートなどで女性の顔をきれいに美しく修正出来るWavelet DecomposeというGimpのScript-fuがあれば、シワやシミだけでなく目の下にある隈や顔のテカリも自然に消すことが可能です。

 Photoshopを使ったことがない人でも、画像編集ソフトでニキビやホクロをスタンプツールなどで修正出来るのは知っているだろう。最近ではスマホのアプリでも簡単に美肌加工が出来る。しかし、スタンプツールやスキンレタッチアプリで顔全体に修正を掛けると、肌の質感が損なわれてマネキンのような不自然な顔写真になってしまう。このスクリプトはそういった問題を解決するために、画像を構成している各波長を複数のレイヤーに分散させ、修正したい部分全体に加工を施しても他のレイヤーが画像の質感を保持出来る原理になっている。

effect-sample-image.jpg

 一番左がオリジナルで、右側はスキンレタッチのアプリケーションで処理した画像。そして中央がWavelet Decomposeを使って修正したものです。スマホのアプリやレイヤーマスクなどを使って加工する方法では、基本的にボカシを入れたりトーンを明るくして誤魔化しているだけなので、肌の質感が失われて生え際の産毛も潰れてしまいます。しかし、中央のWavelet Decomposeでシワやシミを取り除いた画像では、肌のキメ細かさや髪の毛などのディテールをしっかりと保持出来ている。このスクリプトは、高画質なデジタル一眼で撮影した写真にもプロフェッショナルな修正を施せる優れモノだ。下の画像は僕が実際に試してみた実例で、サムネイルをクリックすれば修正前後を確認出来ます。

reflect-150px.jpgfreckle-150px.jpgerase-line-150px.jpg

 それぞれの写真は基本的に同じ方法で処理されています。複雑なレイヤーマスクを掛けたり、レタッチしたい部分を選択範囲で囲ったりしなくても大丈夫。修復ブラシやスタンプを使うのではなく、普通のブラシツールでもフリーハンドで編集が可能。

 では早速、実際の修正手順を試してみよう。使うのはビルドが面倒臭いプラグイン仕様のタイプではなくて、インストールが簡単なスクリプト版のWavelet Decompose.scmと、スキンレタッチに便利なPhotoshop用のブラシを利用します。このブラシはGimpにプリインストールされているファジーサークルよりも柔らかいラインが描け、化粧パフやパウダーブラシでメイクする感覚で修正出来るので、重ね塗りしてもブラシのエッジが目立つことがありません。スキンレタッチ以外にも応用が利くのでオススメです。

fuzzy-circle-with-skin-brush-example.jpg

Wavelet Decompose Download http://registry.gimp.org/node/13549
Human Skin Brushes Download http://www.brushking.eu/412/human-skin-brushes.html
 スキンブラシはダウンロードした圧縮ファイルを解凍した中にある.abrファイルを、スクリプトは.scmファイルを、ホームからgimp2.8内にあるbrushesとscriptsのフォルダに入れて下さい。Gimpを既に起動している場合は、ブラシとスクリプトを再読み込みすれば直ぐ使えるようになります。
※ Ubuntuの場合はホームフォルダで隠しファイルを表示して下さい

freckle-150px.jpg 次のページでは、ダウンロードしたスクリプトとブラシを使って左の画像を編集して行きます。このチュートリアルを読みながら練習してみたい人は、サムネイルをクリックして大きな画像をダウンロードして下さい。


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