てんせいじんごっこ.blog

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新型ミラーレス デジタルカメラ戦争

X-Pro1.jpg
http://fujifilm-x.com/x-pro1/ja/

 Kodakが倒産した。愛用していたCENTURIAも使い果たしてしまった。そんな中、国内唯一のフィルムメーカー富士フイルムが、新しいレンズ交換式デジタルカメラ X-Pro1を発売した。35mmマニュアルフォーカス機で写真を覚えた世代の人にとっては、なんとも見た目に美しいカメラだが、ボディに単焦点標準レンズを付けた実勢価格は20万円弱。高っけぇ~・・・。

 Leica M9は別として、以前書いたNikon FE Digital が欲しい!(Part1)に近い存在が登場した訳だが、古いニッコール単焦点レンズをドライボックスに仕舞い込んだままの僕には、中古のNEX-5が丁度いいのかな。デジタルカメラの進化と価格の下落スピードは激しく、高額なハイスペック仕様のカメラを新品で購入しても、それらは5年経たない内に価値を失ってしまう。今迄使って来たレンズを二束三文で手放してマイクロフォーサーズに乗り換える気にはなれない。ニコンがX-Pro1の様な形でFマウント絞り優先AE対応ミラーレス機を出してくれれば、ファンサービスと企業イメージの好感度アップにも繋がるだろう。レンズを沢山売って利益を得たいのなら、フランジバックの短いコンパクトな専用レンズにだけ光学式手ブレ補正機能を盛り込めばいいのだ。しかし、ニコンが出した新しいレンズシステムのミラーレス Nikon 1シリーズは、フォーサーズよりも小さいイメージセンサを採用したレンズ交換式コンデジハイエンドモデルといった感じだ。これより更に小さいPENTAX Qのイメージセンサのサイズは1/2.3型、ちょっと分かり難いので比較表で見比べてみよう。

sensor_size.jpg

イメージセンサの大きさからミラーレスを順番に並べれば、

APS-C : FUJIFILM X-Pro1/SONY NEX
Four Thirds : OLYMPUS E/LUMIX G
Nikon CX : Nikon 1
1/2.3型 : PENTAX Q

Foveonは、SIGMA DP1 DP2などが採用しているサイズで、2/3型は、FUJIFILM X10/X100が採用したサイズ。OLYMPUS XZ-1は、8.2mm×6.0mm 1/1.6型のイメージセンサで、X10/X100より少しだけ小さいものを使っている。背景ぼかしなど被写界深度を気にした撮影を望むならば、Nikon 1以下のカメラには過度の期待は出来ないだろう。Nikon 1やPENTAX QにCマウントのシネレンズを付けて遊べれば楽しそうだが、携帯性が求められるこの手のスナップカメラは、X10やXZ-1の様なカメラでサクッと撮るのがスマートだろう。レンズをガチャガチャ交換しているうちに、シャッターチャンスを逃す事になりかねないレンズ交換式コンデジは、マニアックな玩具として短命に終わる可能性が高いし、商品としての魅力に欠ける。NikonやPENTAXが新しいスモールレンズシステムに将来性を持たせるならば、コンパクトなレンズ交換式HDカムコーダーという選択肢が面白そうだ。

 X-Pro1は、Leica Mマウント用のアダプターを準備しているし、エプソンが出していたR-D1を意識していたユーザーを取り込む事が出来る。LeicaVoigtlanderを装着出来る現代のプアマンズライカとも言えるX-Pro1は、マーケットを熟慮した上で開発されたカメラだ。ナチュラルな画質のためにローパスフィルターを排したこのカメラは、拘りを持った高級志向のユーザーにアピール出来る魅力を兼ね備えている。プロの現場で愛用されて来たFUJINONとこのボディの組み合わせは、いかにもFUJIFILMらしい商品です。それに対して、NikonやPENTAXは商売が下手ですね。さて、Canonはどうするつもりなのだろう?

 傍観する分には実に楽しいミラーレス戦争、ジャンジャンやって下さい。FUJIFILMのXマウント、SONYのEマウントの両者は、ボックスの中にフルサイズのセンサを収める余裕も残されていそうだし、このサイズのミラーレス開発競争は、一眼レフのサイズダウンにも繋がりそうだ。ペンタプリズムを外した中に、視認性のいい電子ビューファインダーを収めたスタイルのモデルがあってもいい。僕は中古しか買わないけどね。

 そんな訳で、僕の場合Nikon FEの代わりに買うデジイチは中古のNEX-5でいい。野暮ったいオートフォーカスのLUMIX DMC-LX2は下取りかオークションに出して、貯まったポイントで安くなったコンデジでも買う事にしよう。なにせ、近頃のコンパクトズーム機は凄い進化を遂げている。起動もオートフォーカスも速い上に、1920×1080のHD動画も撮影出来るんだから驚いた。しかも、安い。馬鹿みたいに安い。スマホのせいでコンデジが売れない時代になってしまったのだが、僕にとっては都合がいい。はじめはCyber-shot DSC-HX9Vにしようかと思っていたけど、僕にはOLYMPUS SZ-30MRが良さそうだ。

SZ-30MR.jpg

この小さなカメラに25mm~600mm相当のレンズが付いていて、1920×1080(30fps)のHD動画と、3種類の高速連写モードなど使えそうな機能が満載だ。カバンの中にコイツとULTRA STICK L50を忍ばせておけば、いつでも岸辺から友達がサーフィンする姿を撮ってあげられる。ムービーを撮影しながら静止画も撮れるし、秒間15コマのシークエンスも撮れる。シャワーの後で、仲間と一杯遣りながら盛り上がるのには丁度いい玩具だ。こんなカメラが、実勢価格で軽く2万円を切っている。ただし、CMOSセンサの電子シャッターなので、動きの速いものやカメラを振りながらの撮影での画質には、あまり期待出来ないだろう。
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Kdenlive日本語化 Kdenlive Japanese localization

kdenlive.jpeg
http://www.kdenlive.org/

 Linux Ubuntu11.10でマルチトラック動画編集が出来るソフトの中でも、細かいエフェクトやトランジションを入れられるのはKdenliveだろう。フリーのビデオ編集ソフトで最強なのはLIGHTWORKSだが、Linux版はまだリリースされていない。コイツは少々敷居が高くて手に負えない上に、PCのスペックが高くないと扱えないシロモノだが、オープンソースであるが故にUIの日本語化にも期待できる。LIGHTWORKSはフリーウェアとして公開されて間がない為に操作方法に関する情報がまだ乏しいが、そのうち溢れて来るだろうから、それに期待しよう。
http://www.lightworksbeta.com/

 Kdenliveは、WindowsでTrakAxPCを触ったことがある人なら簡単に操作出来るだろうが、これもまたUIの日本語化がなされていない。多少の英語知識があったり有料のソフトに触れたことがある人には問題なく扱えるソフトなのだが、そうでない人には言葉の壁に苛まれることになるだろう。しかし、Kdenliveもオープンソースのフリーウェアだ。なれば、「誰かが日本語パッチを作ってくれれば」と思い2chのKDEスレでちょこっと呟いてみたところ、何処かの有志が「よし!」とばかりに4日程で作ってしまったのだ。そんな訳でKdenliveの日本語化について説明致しましょう。

【Kdenlive日本語化の手順】

1.先ず始めにrootでログインしてFirefoxのアドレスバーにhttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/312181.txtを打ち込みSc_312181.txtのダウンロードページに行きます。最初のページからダウンロードまでは3段階あります。最後のページで暫く待つとウィンドウが出てくるのでOKを押してファイルをダウンロードします。

download.jpeg

2.ダウンロードしたファイルkdenlive_c.txtをホームに移し、端末で

$ msgfmt kdenlive_c.txt -o kdenlive.mo


を実行すると、ホームフォルダにファイルkdenlive.moが出来上がります。これを

ファイルシステム/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/

にドロップするか、コピーしたものをペーストして下さい。

ファイル移動

3.ここまで出来たら一旦ログアウトし、自分のIDでログインしなおしてKdenliveを起動させます。HelpからSwitch Application Languageを選択、Primary LanguageJapaneseを選択してOKをクリックしたら、Kdenliveを終了させて再起動させます。

switch_App_lang.jpeg

 以上でKdenliveのUIが日本語化されます。ところが、この日本語パッチを作った方は動画編集ソフトの専門用語に関してはいまひとつで、翻訳しきれていないものや表現が微妙な項目もいくつかあります。その辺りは、また何度か掲示板で問い合わせてみたいのですが、俺も素人なもんで詳細に関しては他者の助言が必要かと思いますので、そのうち改善されたらこのブログに追記するとしましょう。

kdenlive_japanese.jpeg
Linux Ubuntu Kdenlive Japanese localization



【追記】kdenlive_c.txtの更新情報

kdenlive_c.txt ver.2 キーボードアクセラレータの修正 2012/Jan/24
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/312181.txt
kdenlive_c.txt ver.1 2012/Jan/22
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/311772.txt



【追記その2】

最新バージョンのKdenliveには、ここで紹介された日本語パッチがデフォルトに採用されているようです。

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