てんせいじんごっこ.blog

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軽自動車のライトウェイトスポーツカーを作れ!Part 2

 維持費の安い軽自動車規格の超軽量スポーツカーが欲しい。ホンダのビートやスズキのカプチーノの様な車を、現在の軽自動車規格で再現して欲しいと思っているカーマニアは多いだろう。そんな気分でネットサーフィンしていると、ホンダの伊東社長は「2014年に新型ビートに該当する車を『絶対』出す」と公言しているそうだ。しかし、どうやらコイツはEVになりそうなので、航続距離が心配だ。出来ることなら発電機付き電気自動車、レンジエクステンダーで実現して欲しい。そんな車が200万円以下で買えるのなら、日本だけでなく世界中で売れるだろう。

 そんな近未来型『軽』スポーツカーでなくとも、20世紀のテクノロジーで超軽量軽スポーツカーを作ってしまったのがフレイザーFC-4という車。

FC-4.jpg

コイツは、スーパー7のフレームにカプチーノのエンジンを載せ、ダブルウィッシュボーンのアームを短くして、トレッドの幅を軽規格に合わせた裏技的手法のライトウェイトスポーツカーだ。何よりも、鋼管フレームのライトウェイトスポーツという選択枝は、車体の軽量化に於いて大きな利点がある。そんな発想で作られた車に、イギリスのバックヤードビルダーARIEL社が作ったATOMがある。

Ariel_Atom.jpg

この車は軽自動車ではないので今回の話からすれば圏外であるが、ライトウェイトスポーツの可能性を新たに示した名車と言える。だがしかし、ATOMはご覧の通りスケルトン。FC-4にしても全天候型とは言い難いスタイルの車だし、幌を立てても乗降性が悪い。ATOMに至っては、ドアすら付けることが出来ないのだ。それどころか、万が一事故で車がひっくり返ったら、ルーフの無いこの両車では、確実に死ねる。ってな訳で、発想を変えて考えてみよう。鋼管フレームの自動車は、スーパー7やATOMだけじゃない。ひっくり返っても死なないどころか、また走りだすこともできる車がある。それが、サンドバギーだ!

buggies.jpg

 このサンドバギーの様にロールケージ一体型の鋼管フレームなら、乗降性のいいドアを付けるために側面を開口しても強度を出せるだろうし、フロントのシールドをロールバーに直付けすることもできるので一石二鳥だ。エンジンをフロントに持ってくれば後部にスペースを確保できるので荷室を設けることも可能だし、狭いながらも2+2の4人乗り仕様にもなる。こんな感じのフレームにボディパネルを付ける場合、エンジンルームを囲む部分には難燃性のアルミ等を用いる必用がある。その他の部分にはFRP等の軽量なものが好ましいが、そこにも少し工夫を凝らしたい。一般的な自動車のドアはプレス形成した鉄板にリブを溶接し、それに樹脂製の内張りを付けた中空構造になっているが、FRP製のシェルの中にフレームに用いた物と同等の鋼管を通し、その他の部分には発泡ウレタン等を流し込んでモールド形成した『サーフボード構造』のドアを作ると、遮音性と断熱性を持たせることができるし、内張りに高い所から卵を落としても割れないタイプの物を貼りつければ、側面からの衝撃にも耐えられる安全なパネルを作れる。ルーフにもこれと同じ構造の物を用いて着脱式にすれば、デタッチャブル式のタルガトップとなる。当然、外したルーフは後部の荷室に収められる様にしたい。そんな感じで僕がイメージした車のデザインに最も近い物に、Donkervoort D8 GTがある。

donkervoort.jpg

この車が一般的な3ドアのハッチバックでタルガトップになると、かなり実用性に富んでくる。実際には室内空間を広くするために側面を広げたいので、BMW Z3 COUPEの様なオーソドックスなスタイルになるだろう。こんな感じの鋼管フレーム軽スポーツカーにエアコン・エアバッグ・ABS等を装備すると、その車両重量は600kg程度になってしまうだろうが、それでも一般的な軽自動車の重量に比べれば200kg以上軽いことになる。加速・燃費・ブレーキング・コーナリング、それら全ての面に於いて有利なのだ。

 考えてみて欲しい。こんなスタイルの鋼管フレーム『軽』スポーツに乗って、ルーフにサーフボードを積んだり、カーゴスペースにゴルフバッグを2個積んで友達や彼女と旅行に出かけたら、どんなに楽しいドライブになるだろう? 安全で快適で維持費も安く燃費もいいライトウェイト『軽』スポーツの誕生である。パイプフレームの溶接ならば、バイク屋だったらお手の物。ホンダやスズキがこの手のコンセプトカーを出していないのが不思議なくらいである。2輪車の売上が芳しくない昨今、2輪部門・4輪部門等と区別せずにボーダレスな運営ができる柔軟性さえあれば、こんな車は今すぐにでも実現できる筈だ。EVやハイブリッドカーの開発に多額の出資をする前に、アナログで実現できる技術は沢山ある。日本の自動車メーカーよ、今一度車作りの楽しさを思い出してくれ!
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