てんせいじんごっこ.blog

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トイカメラやレトロ調フィルターなどGimpで使える便利なフリープラグイン・スクリプト集

before_after.jpg

 最近のデジカメは高性能な一眼に限らず、コンパクトなカメラでも凄くきれいに写真が撮れる。そればかりか、スマホのアプリでトイカメラ風の写真に仕上げたり、クロスプロセスやブリーチバイパスなど、カメラに内蔵されたアートフィルターを用いてロモ風やポップアート調の色に出来たりと至れり尽くせりである。だがしかし、撮影した画像の出来栄えに拘る人にとって、それらの機能は子供騙しの余興に過ぎない。本格志向の人ならば、写真はRAWデータで撮影し、家に帰ってじっくりと仕上げたいところだろう。また、ちゃんと写り過ぎるが故に味気なくなってしまう写真も、Photoshopなどのフォトレタッチソフトを使えば、クラシカルなオールドレンズで撮影したかのような演出を施すことが出来る。高価なAdobeのCSに、プラグインをガンガン突っ込める人なら申し分無いが、フリーソフトのGimpでも充分という人には、次に紹介するスクリプトを是非活用して貰いたい。なんたって、無料なんですから。

 今回紹介するのは全て「.scmファイル」から実行される「Script-Fu」です。ダウンロードしたファイルを「scriptsフォルダ」の中に入てGimpを起動すれば、直ぐ使えるようになります。



Windows

C:/Users/ユーザー名/.gimp-2.8/scripts

Linux Ubuntu (Ubuntuの場合はホームフォルダで隠しファイルを表示して下さい)
ホーム/.gimp-2.8/scripts



 Gimpを既に起動している場合は、メニューから「フィルター/Script-Fu/スクリプトを再読み込み」で利用出来るようになります。今回紹介するスクリプトの.scmファイルはGIMP Plugin RegistryGIMP FX Foundryから入手出来ます。赤い矢印で示したリンクをクリックすれば、 .scmファイルのダウンロードに進めます。

script-fu download

 下にある左側の画像は、オリジナルとプリセットの状態のまま出した結果を表しています。右側には、メニューから呼び出した設定画面と、生成されたレイヤーを目安として付け加えました。


bercovich-lomo.scm MENU : FX-Foundry/Photo/Effects/Bercovich Lomo...
http://gimpfx-foundry.sourceforge.net/browse26/bercovich-lomo.html
Lomo bercovich Script-Fu: Lomo bercovich
トイカメラの代名詞とも言えるLOMOをシュミレートしたスクリプト。作成されるレイヤーは4枚で、スピーディーな処理が望める。仕上がりは非常にチープな印象で、いかにも安物のレンズで撮った感じがいい味を出している。


death-lomo-effect.scm MENU : FX-Foundry/Photo/Effects/LOMO effect...
http://gimpfx-foundry.sourceforge.net/browse26/death-lomo-effect.html
Lomo effect Script-Fu: Lomo effect
これも同じくLOMOをシュミレートしたスクリプトだが、上記のものと違って新しく作ったレイヤーでイメージを変えるようになっている。なので、2枚のレイヤーの不透明度を変えれば、イメージの効果を後から調節出来るのが便利だ。


elsamuko-lomo.scm
 MENU : Filters/Light and shadow/LOMO...
http://registry.gimp.org/node/7870
lomo elsamukoscript-fu lomo elsamuko
ロモロモロモと3回目だが、これが一番凝った仕掛けになっているLOMOスクリプト。レンズ性能の低さを再現した周辺減光のレイヤーは3枚作成され、画質の劣化も行われる上に、フィルムの粒子を再現したレイヤーも作られる。各パラメーターの調整で効果の度合いを設定出来るが、プリセットの状態ではWide Angle Distortionが掛かってしまうので、オリジナルのトリミングを変更したくないのであれば、スライダーを 0 に設定しよう。


death-cross-processing-effect.scm MENU : FX-Foundry/Photo/Effects/Cross processing effect...
http://gimpfx-foundry.sourceforge.net/browse26/death-cross-processing-effect.html
Cross processing effect Script-Fu: Cross processing effect
これは、クロスプロセスという特殊な現像方法をシュミレートしたスクリプト。これもオリジナルのレイヤーを残したまま新たに3枚のレイヤーを作成する。設定画面のOvercast colorを変更すると、また違った印象に仕上げることが出来る。


death-vintage-effect.scm MENU : FX-Foundry/Photo/Effects/Vintage Film effect...
http://gimpfx-foundry.sourceforge.net/browse26/death-vintage-effect.html
Vintage Film effect Script-Fu: Vintage Film effect
これは、古く色褪せた写真の感じをシュミレートしたスクリプトだろう。セピア調のレイヤーの効果が大きく、これの不透明度を変えると、全く違った印象の仕上がりになる。また、設定画面でFlatten imageにチェックを入れると、1枚のレイヤーとして出力するので、このイメージを一発で決めたい時には、複数のレイヤーを統合する手間が省ける。


mm1-vintage-look.0.3_0.scm MENU : Filters/Artistic/Vintage Look
http://registry.gimp.org/node/1348
Vintage Look Script-Fu: Vintage Look
これもビンテージな感じを出すスクリプトだが、上記のものとは少し趣向が違う。シアン・マゼンタ・イエローのレイヤーは、事前に不透明度を設定出来るほか、プリセットではBleach Bypass(銀残し)という特殊な現像処理をシュミレートしたレイヤーが作られる。3原色レイヤーの色を設定画面から変えることは出来ないが、メニューから色/着色/色相でレイヤーの色を変えることが出来る。


urban-acid.scm MENU : Script-Fu/Artistic/Urban Acid...
http://registry.gimp.org/node/5705
Urban Acid Script-Fu: Urban Acid
これもクロスプロセスの効果を狙ったスクリプトだが、先に紹介したCross Processing effectとは少し違い、赤味が強い仕上がりになる。新たに作成されるレイヤーは1枚だけとシンプルなので、他のスクリプトと合わせて活用するのに都合がいい。


elsamuko-technicolor-2-color.scm MENU : Colors/Technicolor 2 Color
http://registry.gimp.org/node/9129
Technicolor 2 Script-Fu: Technicolor 2
テクニカラーは、カラーフィルム創世記に生まれた技術のことで、このスクリプトは、それをシュミレートしているのだが、どちらかと言うと、商店街のチラシなどで見た二色刷りの印刷物に近いイメージだ。このスクリプトのユニークな点は、赤と青のレイヤーにイメージがトレースされていてるところだろう。


elsamuko-technicolor-3-color.scm MENU : Colors/Technicolor 3 Color
http://registry.gimp.org/node/9256
Technicolor 3 Script-Fu: Technicolor 3
こちらはTechnicolor 2の進化版で、派手な発色が本物のテクニカラーに近い。プリセットのRetro ColorsとExtra Intensityからチェックを外すと、3色のレイヤーだけでオリジナルと同じような画像を再現するところが凄い。


elsamuko-photochrom.scm MENU : Filters/Artistic/Photochrom
http://registry.gimp.org/node/24197
Photochrom.png Script-Fu: Photochrom
フォトクロームは、別名オートクロームと呼ばれる最も古いカラー写真の技術のこと。このスクリプトは非常に多くのレイヤーを作るので、スペックの低いPCで大きなサイズの画像を処理すると、フリーズしてしまうかも知れないので注意しよう。いくつかのレイヤーはレイヤーマスクを含んでおり、経年変化による感光剤の腐食を再現している。


elsamuko-national-geographic.scm MENU : Filters/Generic/National Geographic
http://registry.gimp.org/node/9592
National Geographic Script-Fu: National Geographic
これはナショナルジオグラフィック誌にある写真のような感じを出すスクリプト。ドキュメンタリータッチな写真の雰囲気を演出するのに合っていて、年輪が刻まれた彫りの深い老人のポートレートに使うと、エキゾチックな写真に仕上がる。


elsamuko-movie-300.scm MENU : Filters/Artistic/Movie 300
http://registry.gimp.org/node/24203
Movie 300 Script-Fu: Movie 300
スリーハンドレッドという映画の色調をシュミレートしたスクリプト。赤味の強いセピア調の発色が特徴的で、フィルムの粒子を再現したレイヤーも同時に作られる。先に紹介したPhotochromと同じく、このスクリプトも多くのレイヤーを作るので、古いパソコンで処理すると、物凄く時間が掛かってしまうのが難点だ。


インストールしたスクリプトを更に使い易くする方法がありますので、こちらも是非読んでみて下さい。

Gimpでバラバラなスクリプトのメニュー登録を変更して自分用にカスタマイズする方法
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