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稲村クラシック 2013 と 日本のサーフカルチャー Part 3

inamura classic

 日本のサーフカルチャーに於いて、ナンチャッテローカルと島国根性丸出しの糞ローカル達による悪影響は、想像以上に根深い。とりわけ湘南では、その現象が顕著に表れているだろう。

 サーフィンには、武道に通ずる精神世界があるという説もある。良い波で良いサーフィンをするために、日頃からストレッチングやトレーニングを積み重ね、その日のために常に体調を万全に整えるような生活を送っているコアなサーファーとまでは行かないにしても、そのような心掛けでサーフィンと接している人の絶対数は少ない。それほどストイックではないにしても、台風などの大型の低気圧が波を送り込めば、仕事そっち退けで地元のポイントに集合するフリーク達も居る。どんな仕事をしているのか分からないが、必ずやって来るオッサンが居る。僕は、この種に属する訳だ。そして、いざ波が入れば、ある程度の年功序列に従いながらセットの波を廻し、漕いでも掘れ方が足りず波に乗り損ねた者は、次に来る2本目3本目の波を他の者に譲り、チャンスを掴んだ奴がその波に乗る。そんな感じでやっていれば、必ず次の誰かに順番が巡って来る。ローカリズムやローカルルールは、そういった暗黙の了解から成り立ってる。例えるなら、「リズムとバランス感覚」が大事なのである。

 ところが、そういった流れを乱す奴等が現れた。そいつらこそが、ナンチャッテローカルと島国根性丸出しの糞ローカル達である。そういや昔、「なんちゃってオジサン」ってのがラジオで流行ったことがある。あれは面白かったが、ナンチャッテローカルは笑えない。笑い事では、ないのである。にも拘わらず、ナンチャッテローカル達はヘラヘラ笑っている。「○○さん、お早う御座います。いい波っすね」と、親分や教祖様に挨拶をする。しかし、それ以外の余所者には、目もくれない。ガツガツ漕いで波を取り、ホーホーと叫びながらインサイドに突っ込んで来る。とんだ御挨拶だ。

 Aフレームの波で、奴等がグーフィーへ行くならレギュラーに行こうと漕ぎ出せば、板を返して邪魔しに来る。そこでクラッシュすると厄介なことになる。やれ優先権だの前乗りしただの、俺のラインを塞いだなどと捲し立て、ボードが壊れりゃ弁償しろと恫喝する。仲間のとこまで漕いで行き、グダグダしつこく悪態をつきながら睨み返して来る。そして、最後の決め台詞は大抵「上がれ!」と来るのが定番だ。さて、それに従わなければ、どうなるのだろうか? 鉄拳制裁が待っているのかな? 当然のことながら、クラッシュした相手が筋骨隆々の野郎であれば、奴等はそんな態度には出ない。体に絵が描いてある人に対しても同じだ。つまり奴等は、強そうな相手には大人しいが、弱い奴には滅法強いのだ。そういった自分に都合の良い匙加減で、奴等はローカリズムを主張して来る。

 彼等にとってローカルという言葉の意味は、権利ステイタスを指す訳で、そこに彼等の驕りがある。それが、問題なのだ。ローカルに権力を感じている者は、それに関係している自分は「偉い」と錯覚する。タレントを扱う業界人が高飛車な態度をとるのとよく似た精神状態だ。プロサーファーや名のあるローカルの話になれば、「あぁ、○○君ね、知ってる知ってる、今度紹介してあげるよ」ってなもんである。そんで、その○○君に会うと、「○○さん、コイツ俺の後輩なんで、ヨロシクお願いします」となる訳だが、僕もそういうことを言われたことがある。正直言って、知ったこっちゃない。誰の後輩だろうが何だろが、ローカルとかビジターだからとか関係ない。そこで楽しくサーフィン出来る奴なら、それでいいのである。裏を返せば、そのようなかたちで連れて来られた奴が下手糞だった場合、そんな奴の面倒なんか見てられないのである。所詮、「俺はローカルだ、俺は顔が利く」的なノリで人を連れて来る奴は「○○さんって凄いですね、格好良いですね」と言われて気持よくなりたいだけなのだ。コネを利用して徳を得ようとか、優位に立とうと云う精神が、そのような口調や態度に表れているのである。彼等がそのような概念のままローカリズムを捉えている限り、負の連鎖は止まらない。ナンチャッテローカルは大口を叩き、糞ローカルは調子に乗るばかりである。そういう奴が多過ぎるのだ。誤解の上に勘違いを塗り重ねた奴等が、多過ぎるのである。<Part 4 へ続く>

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