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軽自動車は1000cc 自動車取得税廃止と軽自動車増税に関する提案 其の2

subaru and cadillac

 2015年の自動車取得税の廃止に伴う代替財源確保に向けて、総務省の有識者検討会が自動車税と軽自動車税の制度見直しを進めていますが、1,000ccクラスの自動車税が29,500円なのに対して、軽自動車税が7,200円と極端に低いため、アンバランスを是正する必要があるとの視点を軸に、エンジンの排気量に応じて課税する現行制度に対して燃費性能などを加味した課税方式への変更を提案しているそうです。スズキのスーパーおじいちゃん、鈴木修代表取締役会長兼社長は「弱い者いじめだ!」と反論し、ダイハツの三井正則社長も「軽自動車の規格枠の中で努力して性能を上げて来たのに、登録車並みの性能になったから軽を増税するとの考えには賛同出来ない」と主張。とは言え、軽自動車の増税は避けられないでしょう。
総務省「自動車関係税制のあり方に関する検討会」資料 http://www.soumu.go.jp/main_content/000257632.pdf

 それならば、豊富な車種が揃う軽自動車と、極端に車種が少ない1,000ccクラスを統合してはどうでしょう? つまり、軽自動車税を上げる代わりに、軽の排気量を1,000ccにしてしまうのです。その税額は1,000ccクラスの半額、軽自動車税の約2倍に相当する15,000円程度が妥当かと僕は考えます。もちろんこれは5ナンバーの乗用車に限った話で、軽トラックなどの商用車には、事業者の負担にならない程度の増税額を設定して欲しいものです。

 軽自動車は日本特有の車種と言われがちですが、実はそうでもありません。スズキのアルトやダイハツのミラは、ヨーロッパやオーストラリア、東南アジアでも売られているだけでなく、現地で生産もされているのです。ただし、海外で売られているミラの排気量は1,000ccなんですね。これは今に始まったことではなく、ホンダのN360は600cc、その他のメーカーも800ccの軽自動車を輸出していました。つまり、日本の法律に適合させた660ccという排気量こそが不適切であり、今製造されている軽自動車の車格には、800~1,000ccの排気量が丁度良い訳です。

 1,000cc自然吸気エンジンの出力は、どのメーカーもおよそ70ps、トルクは10kgm弱で軽のターボ車と同じくらいなのですが、エンジンの負荷と耐久性を考えると1,000ccの方に余裕があります。また、軽のターボ車は部品点数が多く、組み上げコストも嵩みます。それはそのまま車両価格に反映されますから、軽自動車を1,000ccにした方が、パワーがあって耐久性のある、安くて良い車を作れる訳です。日本の軽自動車の規格を海外で生産されている1,000ccの車と統一すれば、生産ラインを簡素化することが出来ますから、この方法は自動車メーカーにもメリットがあります。日本で作った軽自動車を輸出する場合や、東南アジアで安く生産したコンパクトカーを輸入する場合でも、面倒な振り分けを排除出来るこのやり方は、グローバルな製品開発をする上でも有効な選択だと思います。因みに、今生産されているEUモデルのアルトのボディサイズは、全長3,500mm全幅1,600mmで、日本国内で販売されているリッターカーと、ほぼ同じサイズです。

suzuki alto euro

 軽自動車を1,000ccにして車体を世界基準のサイズに合わせると、正面や側面からの衝突安全性も良くすることが出来ますが、日本の場合、軽自動車が大きくなると困ってしまう人達がいます。日本の各地には狭隘道路と言って、軽自動車でなければ進入出来ない狭い道路が沢山あるからです。そこで思い出して欲しいのが、国土交通省が検討している超小型モビリティです。国土交通省が示すガイドラインでは、乗車定員2名(子供2人の場合は3名)、高速道路は原則的に走行不可、内燃機関を用いる場合は125cc以下といった、とても非力で実用性に乏しい基準が設けられています。この車両が50ccの原付ミニカーに毛が生えた程度のものであれば理解出来ますが、車検が必要な超小型軽自動車ならば需要はないでしょう。その理由は、高速道路も走行可能な軽三輪、250ccのトライクよりも劣るからです。そこで、現行の軽自動車を増税に合わせて大きくする代わりに、この超小型モビリティを軽自動車の代わりにスープアップしてはいかがでしょう。税額と排気量は新基準の軽自動車の約半分にして、高速道路も走れるようにしてしまえば便利です。ボディサイズはスマートKと同じ程度で十分でしょう。排気量は500cc以下、車両重量は500kg以下で、税額も5,000円以下だと更に結構。乗車定員は2+1名(大人2人子供1人)、高速道路も走れて、狭い道でも運転が楽な小型軽自動車が実現すれば、軽自動車は今よりもっと面白いことになるでしょうね。
国土交通省「超小型モビリティの認定制度について」資料 http://www.mlit.go.jp/common/000230555.pdf

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