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教育のデフレスパイラル

受験から就職を前提にした日本の教育システムが、この国の経済を駄目にするという話。

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 いやぁ、やっちゃいましたよ。ブログの更新、半年以上放置しちゃいました。でもまぁ、「どこの誰だか分からない奴が好き勝手に書いてるブログの定期購読者なんて居るもんか」などと考えれば、どうでもいい事かな。でもまぁ取り敢えず、前回の続きです。不定期更新ブログ「てんせいじんごっこ」再開です。

 前回にも書きましたが、「刑務所や軍隊みたいな日本の学校教育でマトモな人間を育成できるのかね?」って事なんですけどね。社会に順応できる兵隊を育成する日本の教育システムから排出された人達に、どれほど社会の役に立つ人格を持ち合わせた人物が居るのかって事なんですけど、実際、「社会」の、というより、「会社」の役に立っている人も居るんでしょうけど、それって学校教育からの恩恵よりも、個人の能力とか親から受け継いだ思想だったりとかで、厳しい受験戦争から得た能力ではないと思うんですよね。

 例えば、小学校高学年から高校の三年間、ずーっと塾通いながらの受験勉強。夏休みは夏期講習で、遊ぶヒマなしの毎日。脱落したら取り返せない緊迫した日々の生活。遊びといったら、ゲームするかテレビ観て息抜き。学校の授業では無駄な時間を浪費させられ、内申書のために入った部活動をなんとかやり過ごす。こんな生活を続けた子供に、豊かな発想とか芽生えるのでしょうか。それで見事に有名大学へ合格しても、今度はその反動で遊びまくる学生生活。学費の無駄だよね。技術職やら専門分野に就職する理系の人は良いとして、一流企業への入社を果たすも希望した部署に配属されなかった文系の人は、3年を待たずしてドロップアウト。そこに自分が居るにもかかわらず、自分探しの旅に出る。虚しいよね。

 「就活」とか「婚活」なんて言葉ありますけど、なんか変ですよね。皆さんスペックにこだわり過ぎて、掲げた理想から、結局は妥協して決めちゃったりしてませんか? ホントにそれでいいの? あの就活ってなんなんですかねぇ。あれは企業と学生のお見合いですか? やっぱ理想は、お付き合いして恋愛して、相思相愛で結婚したいじゃないですか。なのに、いつまでも一発勝負みたいな面接で採用決めちゃう決められちゃう。人事部ってのは、恋愛の達人か超能力者の集団なのでしょうか。無理があるでしょうにね。学生も採用試験の特訓なんかしたところで、皆一様に良い子演じてる程度なもんで、奇をてらったところで発想が貧困だから直ぐボロが出ちゃう。どちらにしても、どんだけコミュニケーション下手なんでしょうかね。

 欧米人なんかは、ディスカッションしたり言いたい事いう習慣が常ですから、意思は伝わるしスピード速いよね。で、自然にポジティブシンキングだから、ノリノリで仕事しちゃう感じ。さて、日本の企業はどーなんでしょう。ダラダラと長い会議やっちゃってませんか? そもそもね、効率の良い話し合いできるベースがないんですよね、日本人って。だって、学校教育の段階でそれ備わってないんだからさ。意思の疎通が下手な人同士が仕事してるって、最も効率悪くないですかねぇ。

 コミュニケーションの基礎って、学校もそうでしょうけど基本は家庭ですよね。だけど、両親共働きじゃ満足な会話の時間もありゃしません。少子化で一人っ子だと兄弟の関係も築けない。祖父母同居じゃないと年配者の気持ちも分からない。で、学校じゃ差別がどーのとかいって、白々しい人間関係を植え付けられる。本音で話そうとしたりケンカなんかするとイジメられる。ネットで陰口叩かれる。事態は最悪の方向へ進んでいるんじゃなかろうか。もう親はさ、無理して共働きで子供を託児所にあずけたりしないで、母ちゃん専業主婦じゃダメなのかなぁ。子供塾通わして、私立の学校行かして受験さしたところで、良い大学に入ってもバカみたいな生活するし、バカみたいな大学行ってもブラック企業にしか就職できないんだし。

 そもそも、一流大学に一流企業つったって、怪しいもんですよ。東京でカッコつけてる輩なんざ殆どが地方出身者なもんで、東京生まれの東京育ちが必ずしもカッコイイ訳じゃない。どちらかってぇと、ダッサイ格好した奴が東京人だったりする。なもんで、「やっぱ東京だよな」なんて思わされてるのは、見栄張った田舎モン同士の悪影響だったりする。「東京本社」なんて言ったって、もともとは地方の企業だったりするでしょ。いや、殆どがそうかも知れない。だからね、東京が、都会が一流だなんて幻想は捨てましょうよ。田舎でのんびり暮らしましょうよ、皆さん。でも、田舎には仕事が無い。暮らせない。「地方創生」って言いますけど、人が居なけりゃどーする事もできませんよね。地方の議員が掲げる企業誘致やら雇用ってのも、工業団地作って工場で働くってのが殆ど。「なにより工場で働きたい」なんて人、居ますかねぇ。

 もう終身雇用制度なんてのもないんですし、安定収入を求めて地方公務員になったところで、自治体が破綻するかも知れません。結局、楽して稼げる仕事なんてないんですから、汗流しましょうよ。肉体労働も悪くないですよ。でも、やりたくないですよね、肉体労働。それやりたくないから、良い大学行って良い会社に入りたい。一流企業に入社して出世して、30代で家を新築する。でも、その家を建てるのは、あんたが嫌った肉体労働者。彼等が居なけりゃ柱も立たない。「手に職があるというのは素晴らしいですね」なんてお世辞言っても無駄ですよ。「じゃぁなんであんたはサラリーマンやってんの?」って、思ってますよ、職人さん達はね。肉体労働者を蔑んではいけません。ヘタすると、中途半端なサラリーマンより稼いでますよ。独立すればスケジュールも自分で組める。時間に余裕ができる。子供と遊ぶ事もできる。出勤前にジョギングしたり、お金払ってジムに通わなくても、自然に体鍛えられますよ。大工さんなら、自分で家も建てられます。でもね、どんな仕事をするにしても「能力」ってのは大切ですけど、それ以上に大事なのは、「人脈」かな。つまり、最終的には、「人柄」が問われる訳です。

 要するに、詰め込み教育や受験勉強ばかりだと、姑息なステレオタイプの人間を大量生産するだけで、日本の将来を背負う志を持った有能な人材を育む事は難しい。人から慕われ信頼される人格者を育てるには、今の教育制度や採用方法を考え直さなきゃダメなんです。どんなにダメな奴だって、なにかを切っ掛けに開眼して急成長するかも知れないじゃないですか。その切っ掛けを与えるのが、上司であり、教師であり、親なのではないでしょうか。ですから、才能を活かせる職場に、知識と経験を育める教育現場と、安らぎと希望を与えられる家庭が、若者には必要だと思うのです。ところが、それが上手く行かない。結局、社会が歪んでいるから子供がちゃんと育たないんじゃないかな。人の揚げ足取ったり批判したり話聞かない国会議員。学級崩壊の手本みたいなもんでしょ。そんな人達に教育改革できるのかな。派遣労働者を安く使って業績が悪くなるとリストラばかりしてる企業も、人材育てる事忘れてるよね。文化人や知識人からすれば、やるべき事はもう分かり切ってるんだろうけど、政府や企業を動かしてる人達が余計な論争ばかりして、自分達の権力に甘んじているから問題の核心に迫れないんじゃなかろうか。ともかく、いつまでもこんな状態を続けていると、日本の経済は衰退する一方な気がするんですよね。

 
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